フェンシングと「会話」の共通点。
こんにちは、NFL末広体育館です。
今日も体育館で子供たちと過ごしていて、ふと思うことがありました。
最近の高校生を見ていて「本当にすごいな」と感心してしまう瞬間があります。
それは、大人と対等に、しっかりと会話ができる子たちに出会った時です。
「自分の意見」より「深く聞く力」
自分の考えを伝えること、主張すること。それももちろん大切なスキルです。
でも、それ以上に僕がすごいなと思うのは、「大人の話を聞いて、それを理解し、自分の言葉で話を膨らませられる子」です。
相手が何を言わんとしているのかを感じ取り、その意図を汲み取った上で、自分なりの考えを添えて返す。
一見当たり前のようですが、実はこれ、大人でも難しいことですよね。
相手への敬意と、状況を判断する知性がないと、なかなかできることではありません。
フェンシングは「動く対話」である
ふと、これは僕が伝えている「フェンシング」にも通じるな、と思いました。
フェンシングというスポーツは、決して一方的に剣を振るうものではありません。
相手の動きを「聞き」、相手の戦略を「受け止め」、その上で自分の攻撃を組み立てる。
つまり、フェンシングとは「剣を通じた対話」なんです。
ピスト(試合場)の上で、相手のわずかな呼吸や剣の動きから「次はこうくるな」と察する力。
それは、日常の会話で相手の言葉の裏にある想いを察する力と、とてもよく似ている気がします。
スポーツを通じて育てたいもの
僕がフェンシングを通じて子供たちに身につけてほしいのは、単に剣の技術だけではありません。
相手の話をしっかりと聴き、 自分の考えを整理して伝え、 そして、誰かと一緒に未来を膨らませていける。
そんな、しなやかで力強い「人間力」を育んでいけたら最高だな、と思っています。
そんな若者が増えたら、きっとこれからの徳島も、社会も、もっと面白くなるはずですから。
今日もまた、クラブでどんな対話が生まれるか。 楽しみにしています!
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